Happy Haloween! 約1ヶ月ぶりの更新となります。
すっかり季節も巡ってそろそろ冬ですね。本日はハロウィン!日本ではカボチャを使った料理=ハロウィンの料理みたいになっていますが、どうやら日本だけみたいですよ。
ハロウィン発祥、アイルランドでは…
もともとハロウィンは現在のアイルランドのケルト民族のお祭り。
11月1日はケルト民族にとって新年にあたるので、
日本でいうところの大晦日みたいな扱いでした。
この日はあの世とこの世がつながってしまって幽霊や怪物がうろつくので
襲われないように人間も幽霊や怪物の格好をして、紛れてしまおうという内容。
内容だけを見ると日本のお盆にもちかいですね。
日本でも大晦日には「年越しそば」新年には「おせち料理」といったように、
特別な料理を食べますが、ケルト民族も同じ様に伝統の料理を食べたそうです。
コルカノン
マッシュポテトにキャベツ、ベーコン、ハーブを入れて牛乳やバターで味付けしたもの
ボクスティ
マッシュポテトにすりおろしたジャガイモを加えて焼くパンケーキ
日本が新年に米で作ったお餅を食べるように、
主食のジャガイモを使った料理が多いですね。
Original uploaded by DavidBailey (Transfered by Diádoco), CC BY 3.0
https://creativecommons.org/licenses/by/3.0, via Wikimedia Commons
日本に馴染みのあるハロウィンはアメリカ版
日本でお馴染みになった仮装や飾りつけなどは、
ほとんどがアメリカで行われるようになったハロウィンから来たもの。
陽気なアメリカ人らしく、アイルランドのハロウィンよりも
お祭り感が強くだされていますね。
ティムバートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマスのような
恐ろしいけどかわいいハロウィンのデザインも、アメリカ発祥ですね。
そして、従来のジャック・オー・ランタンが蕪(カブ)から
カボチャになったのも、アメリカの影響のようです。
やはりその季節に沢山とれる食材がモチーフになり
ハロウィンのご馳走になるようですね。
アメリカでのハロウィンの料理は、日本でもわりと馴染みのあるものばかり。
Peggy Greb, Public domain, via Wikimedia Commons
パンプキンパイ
もともとパイを良く作るけれども、ハロウィンの季節には
カボチャを使ったパイを沢山作るそうです。
が、海外だと缶詰のピューレを使うのが一般的で、
日本みたいに茹でたり蒸したカボチャを潰して使うのは珍しいんだとか。
もしかしたら、カボチャの種類が違うのかもしれないでしょうね。
カボチャのピューレとか日本ではほとんど見かけない。
これもお国柄ということでしょうか。
チーズマカロニ
日本でいうところの「肉じゃが」ぐらい一般的な定番料理。
子供に人気のメニューなので、ハロウィンでも人気のあるメニューです。
日本風のハロウィンも考えるべき?
ハロウィンは日本で言えば「百鬼夜行」
であれば、日本風でハロウィンを行ってもいいのかもしれませんね。
今だと、日本風=アニメやゲームのコスプレ になっているので、
もっともっと「そっち方面」に日本風に進んでいくのも面白いですね。
ただ、どんちゃん騒ぎが過ぎて怪物のコスプレをしている人が
怪物になってしまうのは、ちょっと考えものですけどね~