9月も後半にさしかかり、暑かった今年の夏もそろそろ終わり、秋がやってきました。大好きなアイスコーヒーもそろそろ飲み収め、ようこそホットコーヒー!かと思ったら、どうやら9月はアイスコーヒーが美味しい季節なんだとか、どういうこと?
喫茶店で出されるお冷がコーヒーを美味しくする。
今ではなかなか見かけなくなった喫茶店、席につくとまず出されるのが冷たいお冷。
このお冷はおもてなしの気持ちもあるようですが、
コーヒーを飲む前に口の中を潤して
コーヒーを美味しく感じるようにする作用もあるようです。
コーヒーには体内の水分を排出させる利尿効果があり、
そのため喉が渇いた状態でコーヒーを飲んでも、
本当のコーヒーの美味しさがわからないのだとか。
一晩寝かせたコーヒーが美味しいってマジ?
アイスコーヒーの作り方は様々ですが、
コンビニのコーヒーメーカーでも使われる方法としては
濃い目に入れたコーヒーを氷の入った器に注ぐという方法
これなら氷が溶けだしても薄まらず、それでいて香り高いコーヒーが飲めるというもの。
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しかし、真のアイスコーヒーとも言えるのが、
近頃話題のコールドブリューコーヒー。
COLD BREW = 低たく・醸造 の名前の通り、
通常沸騰したお湯で入れるコーヒーとは異なり、
常温~低温のお水でゆっくりと時間をかけて抽出します。
日本だと「水出し」とも呼ばれますね。
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器具や豆の種類にもよりますが、
8時間から半日以上かけて抽出する水出しコーヒー。
ゆっくりじっくりと抽出することで、
コーヒーの特徴でもある苦味のもととなる”タンニン”や”カフェイン”を
あまり含まず、クリアでまろやかな味わいになります。
人によっては「水出しコーヒーこそが本当のコーヒーの味」
という人もいるようです。
10月1日はコーヒーの日
「9月はアイスコーヒーが美味しい季節」と言われるゆえんは
8月ほど汗もかかず(=体の水分が失われていない)、
それでいてまだ冷たいものが美味しい季節、ということでしょうか。
そろそろ朝晩は涼しくなりアイスコーヒーよりも、
ホットコーヒーが欲しくなる季節になってきました。
ここ数年のコロナの影響で、コーヒーショップに足を運ぶ機会も減り
仕方ないので自宅で入れるドリップコーヒーで我慢していますが
やはりプロが入れるコーヒーには遠く及びません。
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手軽にコーヒー欲を満たすには、
コンビニで売っているちょっとお高いコーヒーでも補えますが
昔ながらの喫茶店や珈琲専門店で、ゆったりと飲むコーヒーでしか
得られない何かがあるように思えます。
はぁ、もうちょっと近くにホリーズカフェがあればなぁ。